同期の問題が発生する場所を特定する
あるデバイスからの変更が期待する時間内に別のデバイスに表示されず、すべてのデバイスが同期の基本条件を満たしている場合、同期の問題がどこで発生しているかを特定する必要があります。同期の成功には複数のデバイスが関与しているため、問題の場所を特定することは、効果的なトラブルシューティングにとって重要です。
同期ログ
QuickPlanXは、ユーザーアクション、アップロードイベント、ダウンロードイベントなど、各デバイスでの重要な同期アクションをログに記録します。同期ステータスビューでは、プロジェクト名でログをフィルタリングして、特定のプロジェクトに集中できます。
ログの種類
ログには3種類のイベントが含まれます:
- ユーザーアクション:プロジェクトに加えた変更
- アップロードイベント:変更がiCloudに送信されたとき
- ダウンロードイベント:変更がiCloudから受信されたとき
各ログエントリには次の情報が表示されます:
- 1行目:タイムスタンプとプロジェクト名
- 2行目:イベントの種類と、ユーザーによって変更された内容またはシステムによって同期された内容の詳細
同期ログによるトラブルシューティング
同期ログは、同期の問題がどこで発生しているかを特定するのに役立ちます。変更が他のデバイスに表示されない場合は、ログを使用して問題を特定できます。
シナリオ例:iPadで「建設プロジェクト」という名前のプロジェクトを変更しましたが、妥当な待機期間が経過しても、変更がMacに同期されていません。問題がiPad(iCloudへのアップロード)にあるのか、Mac(iCloudからのダウンロード)にあるのかを判断する必要があります。